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総括

日記

 今年が終わるので振り返りたい。

 

 まず、年頭にツイッターとニコ生のコミュを消した。そして格闘ゲームをやめた。生放送やゲームが嫌になったというよりも、とある人間と縁を切りたかったからだ。話の通じない人にあれ以上関わって自分が疲弊するのは御免だった。内実を知りもしない外野が勝手な憶測であれこれ言ってくるのが心底煩わしかったし、相談に乗ってくれていた人からも愛想をつかされたらしく連絡がつかなくなったので、潮時だと思った。思えば一つのゲームを三年以上やり込んだのは初めてだった。格闘ゲームをはじめたのは現実逃避からだったが、とてもいい経験になったと思う。人の輪が広がる経験もはじめてだったので単純に楽しかった。もう一段本気でやって東京などに引っ越して大会などを目指してもよかったと思うが今更そんなこと言っても仕方ない。

 次に年初から春までトイックの勉強をした。最初は600程度だったが845まで上がった。900までやるつもりだったが勉強をやめてしまった。小説を書きはじめたからだ。

 小説はそれから一か月程度を費やして一つ完成させた。ぼくはこのとき大きな達成感を感じた。思えば最後にまともな小説らしきものを完成させたのは24歳のときだからもう五年以上前なのだ。24歳のとき「ぼくが小説を書くときに考えるべき課題」ははっきりしたのだが、それと向き合うことからずっと逃げていた。ぼくが目を逸らして適当に過ごしていた五年間のうちに小説を書きはじめてプロになった人はたぶん何人もいるだろう。しかしそれはどうでもいい。ぼくとは関係のないことだ。小説を書くことは競争ではない。いや、ある種の人たちにとっては競争なのだろう。でもぼくにとってはそうじゃない。それは自分の進みたい方向にどこまでも進むことだ。地図もない原野をマッピングしながら道具を集めて使い方を学びながらずっと進んでいくことだ。金を稼ぐためなら、名誉を得るためなら、もっと他に効率の良い手段がいくらでもある。そんなことのために小説を書いているわけではない。ぼくはただまじめに小説を突き詰めたいだけなのだ。ともあれ、初夏、ぼくは生まれて初めて全力を尽くして真面目に小説を書ききることができた。もっともこれは三次選考落選だった。それから九月の半ばに短編を一つ、十月の末に中編を一つ、純文学系の賞に応募した。それから春に書き上げたものを改稿して、十二月にも応募した。後ろ二つの結果はまだわかっていない。そして年末からカクヨムにも短編と詩を投稿した。今は新しい投稿用の小説の構想を考えている。

 また、本を読むペースがあがった。ボラーニョの訳書には全部目を通せたし、他にも興味深い本をたくさん読んだ。そして思ったのだけれど、広範な知識をつけるのは諦めようと思う。ぼくは必要な価値を見定める能力をつけるために本を読んでいきたい。他のことはどうでもいい。

 

 一言でまとめれば、今年、ぼくはこれから小説を書いていこうと決めた。

 ひょっとしたらこれが大失敗だったと後でわかるのかもしれない。しかしそれはそれでいい。たぶん後悔はない。これまでの人生を振り返ってみて、そのとき全力でもって決断したことを後悔したことはない。後悔するのはいつだって、中途半端に、なぁなぁにしてしまったことだけだ。

 

 

 自分がしていたことの観点から言えば今年起きたことはこんなところだ。仕事や恋愛についての話であればまた別にあるけれど、今のところそういった話題についてここで書くつもりはない。

 小説を書くことが生活や恋愛にすら関わってきたら書くかもしれないけれど。