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新味について

日記

 本当のオリジナリティとは何かについて、一つわかったような気がする。

 それは例えばハリーポッターの新しさだ。あれの設定は何ら新しくない。でも例えば、魔法使い見習いの子供たちが新しいモデルの箒に騒いで欲しがるさまを描くのは新しかったのだ。

 ワンピースを読んでいても、敵の集団を「ファミリー」という形で書くところに少年漫画としての新しさを感じた。あとはルフィが目指すところのものがまた新しい。戦う理由が、単なる人助けや義理人情ではなく、どこかで聞いたことのある出来合いの正義感でもない。グレンラガンのカミナのあり方もそれに少し似ている気がする。そういう、これまでにない種類の理想のために進み続けるということ。

 また、ロベルトボラーニョが南米出身にうまれながらもマジックリアリズムを踏襲することなく描き続けたのは、自分の直面したリアルだった。それは新しい。

 

 うまくまとまってないがまとめるつもりもない。


 つまり、新しさとは、これまでにあった要素の新しい組み合わせなどではなく、これまでに書かれていないが、自分が確かに感じた現実の空気感をうまく投影することなのではないか。

 そして才能が枯れるというのは、感性が錆びついてそういった新しい空気感を感じることができなくなり、出来合いの、既出の現実感の中から一歩も出ることができなくなり、要素の組み合わせでしか新味を出せなくなることなのではないか。

 

 

つーか字の大きさが途中から変わるのなんなん。